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散文

えろれんしゅう。




くぽ、と間の抜けた音がして古泉のそれが引き抜かれる。引き抜かれた拍子に中のものがほんの少しこぼれたような感覚があって、俺は小さなうめき声を上げた。そのまま、支えられていた古泉のてのひらが腰のあたりからそっと離れて行けば、どうしようもないことに、ぐちょぐちょでべたべたなシーツの上に、俺はもううつ伏せに倒れるしかない。
いま左頬を当てている辺りはたしか俺のよだれが盛大に散っているはずなのにもはや汚いとかそんなことを考えている隙もないくらい、頭の中がとんでしまっているらしい。
左目の視界は半分がシーツの海だ。そっと影が差す、俺はより広い視界を得ている右目をなるべくみひらくようにして(だって今にも俺の瞼は職務放棄してしまいそうなのだ)、古泉の姿を見上げた。
「だいじょうぶですか」
「……ん、」
大丈夫に見えるのかこれが、と返してやる気力もない。俺がなんとか返せた反応を一体どう受け取ったのか、古泉はほんの少し表情を和らげてよかったです、なんて零した。よかったってのはどういうことだ。ぎしり、ベッドが軋む。古泉がぺたぺたと裸足でフローリングの上を歩いて、冷蔵庫を開けて、またぺたぺたと戻ってきてベッドに腰掛けた。ぷしゅり、プルタブが開けられる音がする。冷蔵庫に突っ込んでいたチューハイとビールの中で、古泉が一体どれを選んだのか、残念ながら現在の視界状態では無駄な脂肪のつかない腰のあたりから股関節、太腿、くらいしか見えないので不明だ。がんばってぎりぎり胸のあたりが見えるか見えないか。アルコールを通過させていく古泉の喉が鳴っている。小さな吐息、というか溜息が聞こえて、目の前にアルコール飲料の缶が、差し出された。
「飲みますか」
「……ん」
ソルティードッグ、と書かれた黒基調のそれに手を伸ばす。途中から手首をつかまれて、古泉によって引き寄せられた。そろそろ態勢を整えられるくらいには落ち着いてきているのだから缶を握るくらいはできる、けれどされるがままにしておいたほうが楽なので、あえて何も言うまい。受け取って、半分以上残っている中身をベッドの上にぶちまけないように身体をぐるりと起こした。ぶちまけるのは口にするのがはばかられるような液体だけでいい。なんとかベッドヘッドに背中を預けるようにして古泉の横へと座れば、お約束のようにどろりと、古泉によって俺の中へと吐き出されたものがこぼれ出していく。よりによって中に出しやがって。別に片付けるのは古泉なのであるし、今更な気もするのでそこまで気にとめることではないけれども、まあある程度は恥じらいを持っていないとな。多分ほんの少し、不快感に表情が揺れたのだろう俺の顔をじっと見つめていた古泉は「零しちゃいましたか」なんてにやにやとあからさまにいやがらせのような言葉を吐くので、波打つアルコールがプルタブから飛び出さないように注意しながら肘鉄をくらわせてやった。身悶える阿呆の傍らでアルコール摂取。痛む喉に気持ちいいことこの上なかった。




エロ練習。

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